2024年2月3日から2月4日まで、第31回ワン・ワールド・フェスティバル(OWF)を開催しました。
今回は、訪日外国人も多く集まる「梅田スカイビル」に会場を移し、「共に生きる世界を~みんなでWaku Waku!~」をテーマに開催しました。メイン会場の3階ステラホールには、計81の国際協力関連ブースが集結しました。SDGs17項目の達成に向けた各団体の活動を5つのグループに分けて紹介し、これらの取組を「見て、聞いて、理解する」ことができる大変有用なプログラムとなっています。2030年に向けてSDGsの目標を達成することが、「誰一人取り残さない社会」への実現へと繋がります。このような取組が輝かしい未来社会に向かって一歩を踏み出す動機づけとなることは確かな事です。
また、ステラホール3階ホワイエにステージを設置し、民族舞踊や音楽のショーおよび講演などをお楽しみ頂きました。さらに同じフロアにて、外務省フォトコンテスト「世界の仲間と未来をつくる」の応募作品の展示、民族衣装の着付け体験やワークショップのコーナーの開設、4階会議室においては、参加団体の企画による計12のセミナーやワークショップが開かれ、いずれも多くの方々にご参加頂きました。
1階ワンダースクエアでは「みんなのキッチン」として、計16のキッチンカー及びテントによる世界各国のグルメを提供し来場者に楽しんで頂きました。また、同じ会場でUNHCRのご協力を得ての難民テント展示、メキシコ発祥のルチャリプレを起源とする大阪プロレスの興行も人気を博しました。さらに「みんなでスポーツ」として同会場ではフィンランド発祥の「モルック」、タワーイースト36階スカイルームではパラスポーツ「ボッチャ」などの競技も多くの方々に体験して頂きました。
また、2月1日~2月29日まで、OWFサイトにて、SDGsを多角的に捉えて映像化した第4回「動画コンテスト」およびご協賛頂いた企業のスポンサーチャンネルも実施致しました。
皆様のご協力及びご支援により、無事、盛況のうちに終えることができました。
開催に当たりましては、参加して頂いたNGO・NPOのほか、外務省、総務省、文部科学省、経済産業省、環境省、大阪府、大阪市、堺市はじめとする省庁及び自治体並びに教育委員会、各種団体、学校、企業、そして事前準備や当日のボランティアとして多くの皆様にご協力を頂きました。改めて心より感謝申し上げます。
報告書PDF[7.29MB]は下記リンク先よりご覧頂けます。
第31回OWF報告書(PDF)